錬金日記

科学とオカルトの境界線

「愛とはなにか?」言葉にするとありきたり。だけど大切なテーマだと思うのです

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『完全なる結婚』夫婦のバイブル

 

「愛とはなにか?」って人類の普遍のテーマの一つですよね。古今東西で人間が考え続けてきた問いです。

 

これは僕にとっても関心のあるテーマの一つで、何かきっかけがあると「愛ってなんだ」って考えてきたし、いくつかの文献も読んできました。

 

そんな中で考えを進めていくうちに、どうも「愛」と「性」は切っても切れない関係らしい、ということが分かりました。西洋の神話に出てくるエロスという神様は、愛と性を司るんだとか。

 

僕が今まで読んだ本の中で、印象に残っているものの一つが『完全なる結婚』という本です。

 

完全なる結婚 (河出文庫 712-A)

完全なる結婚 (河出文庫 712-A)

 

 

これはオランダの男性産婦人科医が書いたもので、日本では1982年に翻訳が出版されました。

 

この本の内容を一言でいうと「大人の保健体育」です。本の中では「夫婦の生理学」なんて言われています。なるほど。

 

わかりやすく言えば、「セックスのお作法」といったところでしょうか。産婦人科医が医学 (解剖学と生理学) の見方から、具体的なテクニックも含めて、セックスについて述べています。まさに「大人の保健体育」です。

 

この本の中で書かれている医学的な説明が、現代の医学とは違うところもあるらしいので注意が必要ですが、「性科学 (セクソロジー) の古典」として一読の価値あり、と思っています。

 

著者の思いがよく分かる一文が序文に書いてありました。

 

 

「不愉快な目にあうことを覚悟して、普通なら書かないことをたくさん書いた。すなわち、夫婦関係の生理学、結婚生活の性的な土台を扱い、結婚生活の魅力を増大させることを目指した」

 

 

内容が内容なだけに、執筆するにあたっていろいろな葛藤があったのかもしれません。だけど医者として男として、志しを立てなければ、なんて思ったのかなと想像しました。

 

ところで、人間を「性 (セクシュアリティ)」という視点で見ると、男性と女性とで、体の機能や役割がまったく違うし、セックスに対する考え方、受け取り方もまったく違いますよね。

 

このことを女性はよく知っているのだけど、どうも男性はうとい。好奇心を満たす男性向けのコンテンツが豊富だから、それが性の基準になってしまいがちです。

 

男女の性の違いを自覚している男性、わきまえている男性は残念だけど少ないように思います。僕も一人の男として、自覚を怠らず、わきまえなければと思います。

 

emkei127.hatenablog.com

  

男が勘違いしていると、体に負担を負ったり、寂しい思いをしたりするのは、パートナーの女性ですよ、本当に。

 

いくら仕事ができてたくさん稼げても、性にたいして無頓着だったり、無知だったり、偏った考え方をしていたら、「あれれ…?」ってなります。男としてリスペクトできないんだなあ、これが。

 

大切な愛のお話でした。

 

See you!

 

完全なる結婚 (河出文庫 712-A)

完全なる結婚 (河出文庫 712-A)