錬金日記

科学とオカルトの境界線

簿記や会計のルールは誰が作っているの?

 

誰もが思いつく資格の一つに「日商簿記検定」があります。

 

会社のお金の流れや仕組みが分かると経営者や企業から重宝されるため、学生からすでに働いている社会人まで、幅広い層から人気のある検定資格です。

 

ところで、簿記や会計のルールって誰が決めているんでしょう?

 

簿記検定を主催している日本商工会議所

 

いえいえ、彼らは簿記検定を行っているだけです。

 

実は彼らも、あるルールに従って簿記試験の問題を作っています。

 

そのルールとは「企業会計原則」です。

 

これは金融庁の「企業会計審議会」という、会計を第一線で研究している人たちによってまとめられています。

 

簿記や会計の勉強といえば、基本的にこれに準ずることになります。

 

しかしここ以外にも、「企業会計基準」というルールをまとめる「企業会計基準委員会」という組織があり、これは民間団体です。

 

 金融庁企業会計審議会 → 企業会計原則

 

 ・民間の企業会計基準委員会 → 企業会計基準

 

これらは法律ではないため、守らないからといって罰を受けるわけではありませんが、健全なお金の流れを明らかにするために、企業はかならず守りなさいよ、と言っています。

 

一方、法律で決められた会計のルールもあります。それが「会社法」と「金融商品取引法」です。

 

この二つは、貸借対照表損益計算書などの財務諸表の作り方を決めています。

 

公認会計士、税理士、簿記1級の試験は、このあたりを勉強することになります。(税理士は租税法という税金の法律に重きを置きます)

 

簿記の勉強をするさいには、ここで上げた簿記の原典に目を通してみてはいかが?

 

Good luck!

 

新版 会計法規集(第9版)

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