錬金日記

科学とオカルトの境界線

自立的で、前向きで、ポジティブな人は、依存的で、後ろ向きで、ネガティブな人に感謝しなさいよ

 

先日、前向きで努力家で、成長志向の人の方が生きやすいという記事を書きました。

 

成長志向の方が生きやすい理由は単純だと思う - 錬金日記

 

ところで、こういう人が陥りやすい考え方があります。

 

それは、

 

「前向きであることはいいことだ」

 

「人はポジティブであるべきだ」

 

「自立した人間の方が人として立派だ」

 

たしかに、現実的にそういう面が強いんです。こうあるために努力することは、人生において価値のあることなんです。

 

でもね、この見方はある一面を見えなくします。

 

それは、

 

  • あなたの周りに後ろ向きな人がいるから、あなたは前向きでいられるということ

 

  • あなたの周りにネガティブな人がいるから、あなたはポジティブでいられるということ

 

  • あなたの周りに依存的な人がいるから、あなたは自立的でいられるということ

 

前向きであることも、ポジティブでいられることも、自立的であることも、それに反する人がいるから成り立ちます。

 

人は相対的な関係の中でしか生きられません。

 

たとえばある職場であなたがとてもポジティブだとします。

 

あなたは自分以外の人がネガティブに見えます。

 

しかし、転職した先で、そこにいる人たちがあなたよりポジティブだとしたら、彼らからあなたはどう見えますか?

 

あなたはネガティブに見えるか、ポジティブだけどそのポジティブさが小さく見えます。

 

前の職場であなたがポジティブなのは、そしてそう思うのは、あなた以外がネガティブで、もしくはあなたが彼らを「勝手に」ネガティブだと判断したことの結果です。

 

このことを見落とすポジティブ信者は、もれなく周りから「カンチガイしている人」のレッテルを貼られるでしょう。

 

ご愁傷さま!